こまつ歯科クリニック院長 小松です。
地域の方々の健康維持のお手伝いが出来たらと思い、ここ狛江の地に開業し、11年目に入りました。
当院は、100歳になっても美味しく楽しく食べる、を目標にしています。
0歳の患者さんがいらしても90歳の患者さんがいらしても目標は同じです。
そのために必要な治療や歯ブラシ練習、歯が長持ちするお口の練習をしましょう。
また、食べ物の内容や食べ方、普段の姿勢やストレッチ、睡眠も一緒に考え、出来そうなことから少しずつやっていきましょう。
⭐妊娠中は歯周病やむし歯が進みやすく、自分だけでは維持が難しいです。歯医者さんでお口のチェックと、妊娠時の注意点を聞いてみましょう。歯周病のバイ菌は、血管を通って羊水に到達、繁殖します。お母さんのお口の健康が胎児の健やかな成長につながります。
⭐歯周病は、20代でも起こり得ます。毛足の長いブラシ(1cm以上)を使い、歯ぐきと同じ角度で揺らす様にするのがポイントです。アルツハイマー病や大腸癌の原因になる歯周病菌は酸素が嫌いなので酸素が届くようなブラシをしましょう。
つまようじ法、と言う歯ブラシ法は単純な上に効果がとても早く出てきます。
歯間ブラシ(楊枝に毛が生えた様な道具)もオススメです。細菌を劇的に減らします。
全てのお口の掃除道具は、隠れたバイ菌やその死骸を染み出させる、酸素を入れる、のが目的になります。
⭐あいうべ体操と舌のおそうじ
大きくお口を開き、あー、いー、うー、べー、と声を出しながら行います。一日30回3分行うだけ。お子さんは欠席日数が1/5に、お年の方は風邪とインフルエンザに感染しなくなった、と報告されています。
その理由は、お口ポカン、がなくなり、粘膜が本来の防御機構を果たせる様になるだけなんです。
年齢に関わらず、舌が白かったり黄色かったり茶色かったり…。これは全部細菌で増殖します。舌の横が本来の色。横向きや前向きに何度も(痛くない力で)揺すったりこすったりしてきれいにしましょう。
お口の中のお掃除が簡単で効果的な風邪予防(コロナやインフルエンザなどの感染)になります。
⭐むし歯予防
フッ化物(フッ素)の応用が低額で一番です。キシリトールは高額なところだけが欠点です。
高齢になると低体重予防のためにお砂糖はとても効果的です。歯の根っこは溶けまくるので、歯磨き剤を付けた歯ブラシとフッ素のうがいを直後にしましょう。
繊維の多い生野菜(生の、人参の太めのスティック、セロリ、キャベツ)やリンゴを甘味の直後に食べることも効果的です。
お砂糖は細菌も大好き。飲食後20秒ごとに倍に増えていき、お口の病気の原因となる排せつ物を出します。なるべく一日一回の摂取にしましょう。おやつは、栄養補給と考えると、食事と同じ内容が望ましいです。
また、歯磨き剤を使用したらうがいは一回にし、フッ素をお口に残しましょう。
⭐歯並び
歯並びが良いとむし歯や歯周病やお口の乾燥、それに伴う全身の病気になりづらくなりますが、何も手を加えない限り理想的な歯並びになることは難しい現状です。
「口育」を出産前から勉強しておく事も大事です。哺乳の姿勢、離乳食の内容や食べさせ方、等、発育の段階で大きな効果が望める事がたくさんあります。例えば、上顎の成長は6歳までで終わります。その後は人工的に広げるしかありません。6歳までに出来ることは十分にしておきましょう。
それでも無理な場合は、矯正専門医でしっかりとした噛み合わせ(全体で噛みしめられる、下の顎を動かした時に犬歯や前歯でガイドする)になるように治療を受けることも健康維持のためには重要です。
補助的にマウスピースを装着して、発育を促す方法もありますので、ご相談ください。